『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』(Call of Duty: Modern Warfare 3, 略称CoD:MW3)は、ファーストパーソン・シューティングゲームである『コール オブ デューティシリーズ』の第8作目、『CoD4:MW』のストーリー、登場人物、世界観を引き継いだ『モダン・ウォーフェアシリーズ』としては3作目の作品。
開発はInfinity Ward(『CoD1』・『CoD2』・『CoD4:MW』・『CoD:MW2』の開発も担当)とスレッジハンマー・ゲームスの共同で行われた。北米では2011年11月8日に発売、日本では字幕版が2011年11月17日に、日本語吹き替え版が同年12月22日に発売された。ローカライズおよび日本語版販売はスクウェア・エニックス。
アメリカ・イギリスでの発売初日の売上本数は、650万本以上(合計売上金額は4億ドル(約309億円)以上)を記録。これはエンターテイメント業界の発売初日記録でも最大級の記録である。日本ではPS3版が18万本、Xbox360版が3万本、2機種合計で21万本を売り上げた。
[編集] ストーリー
5年前、ソープとプライスは激戦の末にロシアの超国家主義派のリーダー、ザカエフを倒した。しかし、彼には"狂犬"と呼ばれる恐るべき後継者、マカロフがいた。マカロフはアメリカ人に成りすましてロシアの空港で無差別テロを実行し、アメリカとロシアの二大国間の全面戦争のきっかけを作る。
しかし、この背後には、マカロフ以上に全面戦争を望んでいたある男の思惑も絡んでいた。その真実を見抜いたソープらはその男に消されそうになるが、逆にその男を追い詰め、満身創痍になりながらも倒す。だが彼らの健闘空しく、戦火は広がり、世界中を巻き込んだ第三次世界大戦に突入、ソープらは国際指名手配犯になってしまう。追跡をかわしながらプライスと協力者のニコライは瀕死のソープを隠れ家に運び込む。物語はこの直後から始まる…。
- 本作の物語の詳細は#シングルプレイ ステージを参照のこと。
[編集] 登場人物
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
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[編集] タスクフォース141(Task Force 141)
- 前作(CoD:MW2)において一方の主役陣を務めた、ロシア超国家主義過激派を追っていた国際特殊部隊。MW2後半でほぼ壊滅している。本作におけるTF141とは、ロシアにおいて、ザカエフ以後の超国家主義派が政権を把握する現状「以前」の体勢を支持する「旧体制支持派」(Royalist)の義勇兵や彼らを支援するPMCに生き残りであるソープやプライスが合流して形成される非合法戦闘集団の呼称と成り果てているが、その目的は変わっていない。
- ユーリ(Yuri) 英語版声優:ブライアン・ブルーム/吹き替え版声優:江川央生
- 本作におけるタスクフォース141パートでの主人公。
- ニコライが呼び寄せた義勇兵で元スペツナズ。体の至る所に入れ墨がある。
- マカロフとは因縁があるようで、ニコライいわく「プライス以上にマカロフを憎んでいる」。
- デモシーンなどで喋り、ブリーフィングや最終ステージにて姿を見ることができる珍しい主人公の一人。
- ジョン "ソープ" マクタビッシュ(John "Soap" MacTavish) 英語版声優:ケビン・マクキッド/吹き替え版声優:岡林史泰
- CoD4,モダン・ウォーフェア2にも登場した元S.A.S.の大尉。
- 前作のラストで、コンバットナイフで刺されてしまったため瀕死の重傷を負っている。国際指名手配されている。
- ジョン・プライス(John Price) 英語版声優:ビリー・マーレイ/吹き替え版声優:石塚運昇
- ソープの元上官で、元イギリス陸軍第22S.A.S.連隊の大尉。ソープと同じく国際指名手配にされている。
- CoD4でザカエフを負傷させたことが理由で、マカロフに恨まれている。
- シリーズで複数の作品にまたがってプレイヤーキャラクターとなったのはプライスで4人目である。操作中にセリフを喋る珍しい主人公の一人。
- ニコライ(Nikolai) 英語版声優:スヴェン・ホルムベルイ/吹き替え版声優:大塚芳忠
- CoD4でプライスらS.A.S.に救助された元工作員。
- ヘリなどの移動手段の提供や武装の調達を行い、PMCやスペツナズなどから義勇兵を集める一方で、自ら作戦にも参加する。
- カマロフ(Kamarov) 英語版声優:マーク・イヴァニール/吹き替え版声優:林一夫
- CoD4にも登場した人物。元ロシア陸軍某特殊部隊隊長で、ニコライの上官でもあった。
- プライスとはソープがSASへ入隊する以前から面識があり、互いに皮肉を言いあう仲である。
- 現在は追放状態となったタスクフォース141の面々を支援する義勇兵の一人。
- なお、前作MW2には登場していない。
[編集] アメリカ軍・アメリカ陸軍第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊/デルタフォース(Delta Force)
- アメリカ特殊作戦軍の一部にして、アメリカ陸軍特殊部隊の内、カウンター・テロを専門とする一部門。本作ではその中でも、偶然命令待機体勢だった数チームがオーバーロードの指揮下に配属され、数々の重要な作戦を担う。
- デレク "フロスト" ウェストブルック(Derek "Frost" Westbrook)
- デルタフォースパートでの主人公で、二等軍曹。コールサインは "メタル0-4" (Metal0-4)。
- 彼の顔写真が作中頻繁に登場するが、覆面をしているため素顔を確認することはできない。
- CODシリーズでのアメリカ人の主人公としては初のニックネームで呼ばれる人物である。
- サンドマン(Sandman) 英語版声優:ウィリアム・フィクナー/吹き替え版声優:鈴木達央
- サングラスを愛用するデルタフォースの曹長。"メタルチーム"の隊長で、コールサインは "メタル0-1" (Metal0-1)。
- フロストのバディとして行動を共にする。プライスやソープとは面識があり、マカロフを捕らえるべく秘密裏に情報交換を行っている。
- 胸部にピストルホルスターを取り付けているが,あるステージでフロストが彼のピストルを使う際は右大腿部から取り出している。
- 声優を担当するウィリアム・フィクナーは、映画ブラックホーク・ダウンでもデルタフォースの隊員を演じた。
- トラック(Truck) 英語版声優:イドリス・エルバ/吹き替え版声優:楠大典
- 黒人の一等軍曹。コールサインは "メタル0-2" (Metal0-2)。グリンチのことをよく茶化す。
- チームとは別行動をとることが多く、離れた場所から情報支援を行うことも。
- チーム一の力持ちで、重い工具や重火器を軽々と扱う。
- グリンチ(Grinch) 英語版声優:ティモシー・オリファント/吹き替え版声優:間宮康弘
- ベースボールキャップを被っているのが印象的な一等軍曹。中距離支援担当。コールサインは "メタル0-3" (Metal0-3)。
- 他の隊員に比べ軽口と愚痴が多めな、チームのムードメーカー。
- オーバーロード(Overlord) 英語版声優:ブルース・グリーンウッド/吹き替え版声優:立木文彦
- アメリカ中央軍情報司令部から前線に展開するアメリカ軍全部隊を指揮する。
- 合衆国大統領や国家安全保障会議と通話し、現況報告する任も帯びている。
- また、世界の主要な軍事施設及び情報・諜報機関ともコンタクトを取ることができる。
- 階級はGEN. COMMANDER(総司令官)
- マッコイ(McCoy)
- デルタフォース及びTF141の共同作戦に参加したデルタ隊員。シベリアのダイヤモンド採掘場に派遣される。
- カーター(Carter)
- 副大統領救出のため出動したアメリカ陸軍戦車部隊の"ライノ2-1"(エイブラムス戦車)ミニガン射手。
- グリズリー(Grizzly)
- デルタフォース、アンヴィルチーム隊長。サンドマンらメタルチームと合流後、共にニューヨーク証券取引所の入り口を確保。
- メタルチームにジャマーの破壊を任せ、自らは部下を率いて証券取引所のロビーを保守する。
- グラニットリーダー(Granite Leader)
- デルタフォース、グラニットチーム隊長。ロシア大統領の息女を救出するため、サンドマンらメタル・チームやその他デルタ部隊と共にベルリンへ派遣される。
- オニキスチーム(Team Onyx)
- ロシア大統領の息女を救出するためベルリンへと派遣されたデルタ部隊の一つ。
- 敵のRPG攻撃が搭乗していたMH-6 リトルバードに直撃し、機体ごと墜落してしまう。
- SEALsチームリーダー(SEALsTeam Leader) 吹き替え版声優:井上剛
- オスカー級潜水艦強襲作戦で、メタルチームを誘導、支援したSEALsチームのリーダー。
- AC-130パイロット(AC-130 Pilot) 吹き替え版声優:石川ひろあき
- 〃 TVオペレーター (TV Operator) 吹き替え版声優:西凜太朗
- 〃 FCO (Fire Control Operator) 吹き替え版声優:田中理恵
- コールサイン"ウォーハンマー"(WarHammer)。Act2.ミッション4で登場。
- 脱出手段を断たれたデルタ部隊を支援するため、上空から火力支援を行う。
- A-10攻撃機パイロット(A-10 Pilot) 吹き替え版声優:甲斐田裕子
- コールサイン"ヴァルキリー 2-6"(Valkyrie 2-6)。Act3.
夏の日のキャンプカウンセラーの申請を依頼するかを質問ミッション2で登場。
[編集] イギリス特殊空挺部隊(Special Air Service/S.A.S.)
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- マーカス・バーンズ (Marcus Burns)
- S.A.S.パートでの主人公。ニックネームはMichael。
- 本作ではイギリスの1ステージにしか登場しないため、MWシリーズの中でも謎の多い人物となっている。
- なお、デレク・"フロスト"ウェストブルックのニックネームであるFrost("霜")と、Burns(Burnで"火傷")は正反対の意味を持つ。
- ウォールクロフト (Wallcroft) 英語版声優:クライグ・フェアブラス/吹き替え版声優:白熊寛嗣
- CoD4のタンカー強襲ミッションで登場したS.A.S.の隊員。階級は軍曹。本作ではS.A.S.の分隊長になっている。
- 彼の声優を担当するクライグ・フェアブラスは、CoD4やCoD:MW2でも主要登場人物の声優を担当した。
- グリフィン (Griffin) 英語版声優:ジェームズ・パトリック・スチュワート/吹き替え版声優:遠藤大智
- CoD4のタンカー強襲ミッションで登場したS.A.S.の隊員。階級が当時の二等兵から伍長に昇格した。
- ベースプレート (Baseplate) 英語版声優:トニー・クラン/吹き替え版声優:菅生隆之
- S.A.S.の司令官。前線のS.A.S.隊員達を情報支援する。
- その正体はCoD4のプライスの回想シーンで彼と共にザカエフ暗殺任務を遂行したマクミラン大尉である。
- なお、声の担当であるトニー・カランはドラマS.A.S. 英国特殊部隊でS.A.S.隊員(ピート・トワムリー役としてシーズン1~2まで登場)を演じたことがある。
- フレミング (Fleming)
- ウォールクロフトらブラボーチームと共に、不審な貨物を載せているトラックを強制停車させる。
- レッドグレーブ (Redgrave)
- フレミング同様、トラックを強制停車させるシーンで登場。
- マイヤーズ (Meyers) 吹き替え版声優:森一丁
- トラックの貨物を確認するシーンで登場。直後に襲撃を受け、生死不明。
[編集] ロシア超国家主義派(Ultranationalist)/テロリスト組織インナーサークル (Inner Circle)
- イムラン・ザカエフ以来の「強いロシア、そしてソビエト」の再興を目指す政治思想。MW2の冒頭(AD2016)時点で、新興の大型国際空港にザカエフの名が冠されるほどにロシア国内の政治的主流派として膨張している。一方で、それ以前からの暴力的極左過激派としての「暗黒面」を担う勢力も、歴史の裏側で暗躍している。それらはマカロフとその側近からなる派閥を中心としており、これを便宜上「インナー・サークル」と呼称している。
- ウラジミール・R・マカロフ(Vladimir R. Makarov) 英語版声優:ロマン・ワルシャフスキー/吹き替え版声優:藤原啓治
- イムラン・ザカエフの意思を受け継いだ、かつて「狂犬」と呼ばれたロシア超国家主義派の指導者。
- ザカエフが生存していた当時からの過激派で冷酷無比な性格。1970年9月4日生まれ。オッドアイ。
- 利益主義的に行動しており、第三次大戦が開戦する以前はザカエフが掲げていた「ロシアの改革」とはかけ離れた無差別テロや麻薬取引などに手を染めていた。
- 前作MW2にてロシアのザカエフ空港で銃乱射事件を起こし、第三次世界大戦を引き起こすきっかけを作る。また本作では、MW1でのストーリーにおいて、左腕を撃ち抜かれたザカエフの護送や、アル=アサドが統治する中東某国首都での核爆弾爆破の指揮をしていたことが分かる。
- アメリカ合衆国及びその他の西側諸国から"キングフィッシュ"と呼ばれ、国際指名手配されている。
- マキシム・"ヴォルク"・フリステンコ(Maxim "Volk" Khristenko) 吹き替え版声優:麦人
- マカロフの依頼によりフレガータ工業で製造された生物化学兵器の輸送を任されていた。フランスのGIGN部隊によって隠れ家まで追いつめられ、
- マカロフに繋がる唯一の手掛かりとして、サンドマンらデルタフォースに拘束される。
- アレクセイ(Alexi) 吹き替え版声優:諏訪部順一
- マカロフの部下。ザカエフが生前隠れ蓑にしていた古城をマカロフが接収し、その警備及び保安の責任者を任されている。
- 部下にロシア大統領の息女を捜索させていた。
- イムラン・ザカエフ(Imran Zakhaev) 吹き替え版声優:若本規夫
- 超国家主義派の指導者。CoD4から登場する物語のキーパーソンだが、今作の時点で既に故人。
- スターリン主義の信奉者で、ロシアをかつてのソ連の様に強大な国家にしようと同志たちを率いて活動していた。
- プライスの狙撃によって左腕を失った過去があり、彼とは因縁があった。
- S.A.S.及びアメリカ海兵隊のフォース・リーコンからなる合同部隊と核ミサイルを巡る激戦を繰り広げた末、ソープに射殺された。
- MW2以降のロシアでは国民的英雄になっており、その名を冠した空港まである。
[編集] ロシア連邦政府(Russian Federation)
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- アンドレイ・ハルコフ (Andrei Harkov)
- ロシア連邦警護庁(Federal Protective Service/FSO)の隊員。ミッション「Turbulance」においての主人公。
- 和平交渉のためハンブルクへと向かうロシア大統領を警護する。
- レオニード・プドフキン(Leonid Pudovkin) 吹き替え版声優:乃村健次
- FSO隊長。大統領と息女の安全を確保するため、ハルコフらFSO隊員を連れてマカロフ一味を迎撃する。
- ヴァシリー・ジューコフ(Vasili Zhukov)
- ロシア政府の大臣。マカロフ一味に射殺される。
- ボリス・ワルシャフスキー (Boris Vorshevsky) 英語版声優:デヴィッド・アンソニー・ピッズト/吹き替え版声優:内田直哉
- 超国家主義者で、ザカエフの信奉者であるロシア現大統領。
- しかし戦線が拡大し世界の秩序が崩壊する事を懸念して、アメリカ側との和平に臨む。
- アリョーナ・ワルシャフスキー (Alena) 吹き替え版声優:植田佳奈
- ボリス・ワルシャフスキーの娘。マカロフに追い詰められている。
[編集] どのように私はメリーランド州私のCDLを取得するには
29">ソマリア武装組織(Somalia Armed Organization)
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- ワラーベ(Waraabe) 吹き替え版声優:志村知幸
- ソマリア・ボサソを拠点に活動している武装組織のリーダー、年齢は33歳。
- 過去にマカロフに協力しており、手掛かりを探すソープらによって襲撃される。
[編集] フランス国家憲兵隊治安介入部隊(GIGN)
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- セイバー(Saber) 吹き替え版声優:陶山章央
- フランス特殊部隊GIGNの分隊隊長、フロストやサンドマンらと合流後は共同作戦を行う。
- ファルコン(Faucon)
- フランス特殊部隊GIGNの隊員、フロストやセイバーらと行動を共にする。
[編集] 民間人(Civilians)
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- デイビス夫人(Mrs. Davis) 吹き替え版声優:田中敦子
- 夫と娘のサラと一緒に、家族旅行でイギリスのロンドンを訪れていた。
[編集] シングルプレイ ステージ
[編集] プロローグ(Prologue)
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- ストーリーは前作CoD:MW2の最終ミッションで致命傷を負ったソープが、ニコライのセーフハウスに担ぎ込まれた直後から始まる。
- 同じ頃、アメリカ合衆国では首都ワシントンD.C.から敗走したロシア軍と追撃するアメリカ軍との間の激戦が始まっていた。
[編集] 第1章(Act I)
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- Black Tuesday(暗黒の火曜日) アメリカ・ニューヨーク市 マンハッタン 2016年8月17日 1018時
- ロシア軍の設置したジャミング装置により、アメリカ軍は空からの航空支援が不可能となりニューヨークが陥落の危機に陥る。
- 状況を打開するためにベネットフィールドに展開していたサンドマンらデルタフォース"メタルチーム"が招集され、
- ニューヨーク証券取引所の屋上に設置されたジャミング装置の破壊を命ぜられる。
- ミッション名は世界恐慌の引き金となった日を指す「ウォール街大暴落 (1929年)」から。
- Hunter Killer(ハンター&キラー) アメリカ・ニューヨーク港 2016年8月17日 1632時
- ECMを破壊したことで米空軍のマンハッタン島への侵入が可能となり、大規模な航空支援が開始される。これによりロシア軍はハドソン川河口付近まで後退を開始。
- 撤退するロシア海軍の追撃を目的として「ロシア軍潜水艦によるロシア艦隊への攻撃及びその壊滅」という作戦が立案される。
- メタルチームは米国海軍特殊部隊Navy SEALsと合同でニューヨーク港に接近しつつあるロシア軍の潜水艦(オスカーII)を強襲する。
- ミッション名は航空対潜水艦作戦の事。第2次世界大戦頃までは、探知装置を装備した「ハンター」役と、攻撃兵器を装備する「キラー」役がチームを組んで対潜水艦戦を行なっていた。
-
- <潜水艦から発射されたミサイルにより、アメリカ側に戦局が好転。
- ニューヨーク付近に展開していたロシア軍艦隊は壊滅し、地上部隊も補給基地を次々に攻撃されフロリダ半島南岸まで達していた戦線は一気に後退。ロシア軍は一部を北米に置き去りにしたまま敗走する。>
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- Persona non Grata(歓迎されざる者) インド ヒマーチャル・プラデーシュ州 2016年8月17日 0951時
- アフガニスタンで負傷したソープは治療のために、ニコライの隠れ家の一つに移送された。
- しかし後始末のため送られたマカロフの手勢により隠れ家も襲撃され,脱出のためにユーリとプライスは襲撃部隊を迎撃する。
- ミッション名は外交用語ペルソナ・ノン・グラータから。
- Turbulence(乱気流) イリューシンIL-96-300PU "コマンドポイント" 2016年10月3日 1830時
- ロシアの大統領がアメリカとの和平会談のために、護衛と共に専用機でハンブルグへ向かう。
- しかし専用機がマカロフの部下達によりハイジャックされてしまう。
- Back On The Grid(復帰) アフリカ・シエラレオネ共和国 2016年10月5日 1827時
- マカロフ達はシエラレオネの武装組織を使って何かの取引を行っていた。
- 積み荷の中身を確かめるためにユーリ、プライス、ソープの3人はシエラレオネに潜入する。
- Mind the Gap(ホームとの隙間に御注意下さい) イギリス・ロンドン カナリー・ワーフ 2016年10月6日 0411時
- 監視リストにあるフレガータ工業の通話記録から、不審な積み荷に関する情報を入手したMI6はMI5に警告を出す。
- MI5の命令を受けたバーンズらS.A.S.は積み荷の追跡を開始する。
- ミッション名は列車に乗る際に駅のホームで流れるアナウンスから。
- Davis Family Vacation(デイビス一家の休暇) イギリス・ロンドン 2016年10月6日
- 平凡な民間人のデイビスは、ロンドン旅行中にビデオカメラで妻と娘の映像を撮影していた。楽しい旅行中の彼らの前に、一台のトラックが止まる。
[編集] 89">第2章(Act II)
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- Goalpost(ゴールポスト) ドイツ・ハンブルク 2016年10月6日 1301時
- 大規模化学攻撃により防衛能力がそぎ落とされたヨーロッパ全土に対し、ロシア軍の電撃的侵攻が開始される。
- サンドマンらメタルチームはロシア側との和平交渉でハンブルグを訪れていた合衆国副大統領を救出するため、対露軍ヨーロッパ救援に向かったアメリカ軍と共に上陸作戦を決行しドイツ・ハンブルグへ派遣される。
- Return to Sender(送り主返送) ソマリア・ボサソ 2016年10月8日 0930時
- プライス大尉がSAS司令(かつての上官であるマクミラン)から、ヨーロッパで使用された化学兵器に関する情報を引き出す。
- 情報を元に,ユーリらTF141および義勇兵がソマリアの民兵の拠点を急襲する。
- ミッション名は郵便配達などで宛先不明等により返送することを意味する。
- またシリーズのマルチプレイヤーで必ず登場するチャレンジ(敵の設置した爆発物などを破壊して設置者を殺害)に同名のものがある。
- Bag and Drag(大捕物) フランス・パリ モンマルトルの丘 2016年10月9日 1410時
- ヨーロッパの半分がロシア軍に占領される中,マカロフが使用した化学兵器の運送を担っていた男がパリにいることが判明。
- フランス国家憲兵隊治安介入部隊GIGNが男のアジトを特定するも、先の化学攻撃による人員不足によってロシア軍に圧倒されてしまう。
- 重要人物と目されるその男を確保するために,サンドマンらメタルチームが出動。GIGNとの合流を目指す。
- Iron Lady(鋼鉄の貴婦人) フランス・パリ 2016年10月9日 0742時
- メタルチームは重要人物を確保したが脱出手段を断たれ、ロシア軍に包囲されてしまう。
- ロシア軍の集中砲火の中、メタルチームはAC-130による航空支援を受けながら脱出を開始する。
- ミッション名はエッフェル塔の異名である。
- Eye of the Storm(台風の目) チェコ共和国・プラハ 2016年10月10日 2136時
- マカロフが会合を行うとの情報を入手したTF141は、マカロフ暗殺のために現地のレジスタンスの協力を得てロシア軍占領下のプラハへと潜入する。
- Blood Brothers(兄弟分) チェコ共和国・プラハ 2016年10月11日 0701時
- TF141はマカロフ暗殺のため狙撃の配置につくが、マカロフ側に情報が漏れ、レジスタンス・TF141それぞれに大きな犠牲を出してしまう。
- そしてマカロフの言動から、ユーリの過去が明らかになる。
[編集] 第3章(Act III)
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- Stronghold(城砦) チェコ共和国・プラハ 2016年10月12日 2248時
- マカロフ暗殺に失敗し、残された手掛かりはザカエフが生前隠れ蓑にしていた古城の存在のみ。
- ユーリとプライスはマカロフの新たな手掛かりを得るため、古城へ潜入する。
- Scorched Earth(焦土) ドイツ・ベルリン 2016年10月13日 1018時
- 米軍は携帯電話の情報からロシア大統領の息女、アレーナの現在地を特定することに成功した。
- マカロフ達よりも先にAlenaを保護するため、メタルチームがドイツ・ベルリンへ派遣される。
- Down The Rabbit Hole(ウサギの穴に落ちて) ロシア・東シベリア 2016年10月14日 1108時
- 米軍はあと一歩のところでAlenaの保護に失敗したが、彼女がロシア大統領と共にシベリアのダイアモンド採掘場に監禁されていることがわかった。
- デルタフォースとタスクフォース141は合同で救出作戦を開始。精鋭部隊による最後の戦いが幕を開ける。
- ミッション名「Down The Rabbit Hole」とは不思議の国のアリス第一章の題名。
- Dust to Dust(塵は塵に) アラビア半島 2017年1月21日 2214時
- 第三次世界大戦終結から3ヶ月後、アラビア半島のホテルオアシスに逃れたマカロフをプライスとユーリが襲撃する。
- 金で雇った護衛達や超国家主義の残党を退けるプライスとユーリに、マカロフは屋上からヘリで脱出を試みるが……。
- ミッション名は聖公会祈祷書の埋葬の儀式の一節。
- なおこのミッションの冒頭、タスクフォース141のエンブレムから、これまで貼られていた「DISAVOWED(権限剥奪済み)」のシールが剥がされ正規部隊となっている。
[編集] マルチプレイ
[編集] マルチプレイ マップ
- SEATOWN (SAS VS InnerCircle)
- DOME (Delta Force VS Spetsnaz)
- ARCADEN (SAS VS Spetsnaz)
- BAKAARA (PMC VS Africa Militia)
- RESISTANCE (GIGN VS Spetsnaz)
- DOWNTURN (Delta Force VS Spetsnaz)
- BOOTLEG (PMC VS Spetsnaz)
- CARBON (PMC VS Africa Militia)
- HARDHAT (Delta Force VS Spetsnaz)
- LOCKDOWN (Delta Force VS Spetsnaz)
- VILLAGE (PMC VS Africa Militia)
- FALLEN (Delta Force VS Spetsnaz)
- OUTPOST (Delta Force VS Spetsnaz)
- INTERCHANGE (Delta Force VS Spetsnaz)
- UNDERGROUND (SAS VS InnerCircle)
- MISSION (PMC VS Africa Militia)
[編集] ゲームシステム
前作に当たる「MW2」、前々作の「COD4」のゲームシステムを踏襲している。 プレイヤーはプレイを重ねるごとに経験値(EXP)が増えて行き、それに連れてレベルが上がっていく。本作ではレベルの最大値は80に設定されている。
[編集] キル・デスストリーク
[編集] ストライク・パッケージ
CoDシリーズおなじみのキルストリーク報酬は、「ストライク・パッケージ」と呼ばれる3種のカテゴリに分かれている。プレイヤーはまずカテゴリの中から1つを選択し、その中から最大3つを選択し、セットして使用する。さらにそれらはカスタムクラス1つ1つに設定出来るようになり、戦闘スタイルに合わせて装備と噛み合わせて使用する事が可能。
本作では、キルされずに連続して敵をキルする「キルストリーク」のみならず、「目標を確保する」「敵航空支援を撃ち落とす」など、チームの勝利に貢献する様々な行動でポイントが加算されるようになった。よって、正式名称は「ポイントストリーク報酬」となっている。
[編集] アサルト
- MW2同様、報酬による支援攻撃でのキルもポイントストリーク対象になるカテゴリ。
- 基本的に、敵を直接攻撃する効果が揃っている。
[編集] サポート
- 敵にキルされてもポイントストリークが途切れないのが大きな特徴。マッチ後半に、大規模なポイントストリーク報酬の安定した使用が期待出来る。
- 強化された偵察効果やレーダー妨害等、味方全体に効果のあるものが揃うカテゴリ。
[編集] スペシャリスト
- ポイントストリークを得るとPERKを追加で取得出来る、完全な新カテゴリ。個人戦闘能力の強化に特化している。
- 8ポイントストリークを獲得すると、全15PERKすべてと大半のproficiencyが有効となる「ALL PERKS SPECIALIST」状態が起動する。この状態のシンボルアイコンは、MW2の「ワンマンアーミー」のものである。
[編集] デスストリーク
Death Streak Award 連続して指定回数以上誰も殺さずに殺されたときに効果が発動する。 キルストリークとは別に1つだけ選択可能。
[編集] Perk・Proficiency
[編集] Perk
[編集] Proficiency
[編集] チャレンジ
[編集] 勢力
- デルタフォース(Delta Force)
- 劇中のデルタフォースメンバーをプレイ。
- PMC
- 劇中の反マカロフ派義勇兵を操作。
- SAS
- 劇中のSASメンバーを操作。
- GIGN
- 劇中のGIGNメンバーを操作。
- スペツナズ(Spetsnaz)
- 劇中のロシア軍兵士を操作。
- インナーサークル(InnerCircle)(超国家主義派)
- 劇中のマカロフ派テロリストを操作。
- アフリカ・ミリティア(Africa Militia)(民兵)
- 劇中のアフリカ人ゲリラを操作。
[編集] 勲章
[編集] 登場銃火器
[編集] プライマリ武器
[編集] セカンダリ武器
プライス、ソープがM1911を所持しているが、今作では使用不可能。
[編集] その他
[編集] 登場する戦闘機・航空機及び戦闘車両兵器
- 戦車
- M1エイブラムス
- T90
- レオパルト2
- 装甲車
- ストライカー装甲車 - ストライカーICV
- M2ブラッドレー歩兵戦闘車[4]
- BTR-80
- 汎用車
- UAZ-469
- GAZ-2975
- ハンヴィー
- テクニカル
- トラック
- ウラル4320
- 戦闘機
- F-15
- MiG-29
- 無人攻撃機
- RQ-1 プレデター
- MQ-9 リーパー
- ガンシップ
- AC-130U スプーキー
- 攻撃機
- A-10 サンダーボルト
- 輸送機
- An-124 ルスラーン
- C-130 ハーキュリーズ[5]
- ヘリコプター
- MH-53 ペイブロウ
- AH-1 コブラ
- AH-64 アパッチ
- MH-6 リトルバード - AH-6 リトルバード
- UH-60 ブラックホーク
- Mi-24 ハインド
- Mi-8 ヒップ
- CH-46 シーナイト
- V-22 オスプレイ
- 潜水艦
- オスカー2
- エアクッション型揚陸艇
- LCAC
[編集] 声の出演(吹き替え版)
- 現在発表されているキャストのみ。
- 鈴木達央
- 間宮康弘
- 楠大典
- 立木文彦
- 藤原啓治
- 石塚運昇
- 岡林史泰
- 大塚芳忠
- 江川央生
- 林一夫
- 小川真司
- 井上剛
- 田中理恵
- 甲斐田裕子
- 菅生隆之
- 白熊寛嗣
- 遠藤大智
- 大川透
- 陶山章央
- 森一丁
- 麦人
- 諏訪部順一
- 志村知幸
- 内田直哉
- 植田佳奈
『コール オブ デューティシリーズ』では著名な作曲家を起用する傾向にあり、『モダン・ウォーフェア』シリーズでは映画音楽の作曲家を起用する傾向にある。本作の音楽は『世界侵略: ロサンゼルス決戦』や『エクスペンダブルズ』、『DRAGONBALL EVOLUTION』等で知られるブライアン・タイラー(Brian Tyler)が担当した。
- 海外では "The Vet & the n00b" という実写予告編が作られた。出演は前作「ブラックオプス」で主人公を演じたサム・ワーシントンと俳優のジョナ・ヒル。そして何故かNBAのドワイト・ハワードという奇妙なキャスティングであった。
- 日本版字幕監修は『機動戦士ガンダムUC』や『亡国のイージス』を執筆した小説家・福井晴敏が担当している。福井は当初、専門用語を知らないユーザーへの配慮として「RPG!」のセリフを「ロケット砲だ!」に変えたと発言したが、ファンからの不満が多かったため「RPG!」に戻されることとなった[6]。
[編集] 関連項目
- ^ 『週刊ファミ通』No.1206(1月26日号)、エンターブレイン、2012年、10、21頁。
- ^ 『電撃PlayStation』Vol.511、アスキー・メディアワークス、2012年、214頁。
- ^
- ^ マルチプレイマップの1つに残骸として登場
- ^ ブリーフィング画面に文字のみ登場
- ^
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